社長便り

今治の工務店 廃藩置県 今治に愛媛県の県庁がありました

2022年2月18日

昨年の10月24日のブログで、「廃藩置県 藩が消えた日」

については後日書きますとしてましたので、愛媛県について書かせて

頂きます。

 

明治4年(1871年)7月14日、廃藩置県が断行され、翌日15日

伊予の八藩(松山藩・今治藩・西条藩・小松藩・宇和島藩・大洲藩・

吉田藩・新谷藩)はそれぞれ県となります。

明治4年(1871年)11月15日、松山県(4県合併)設置、宇和島

県(4県合併)設置により、今治県は無くなります。

 

明治5年(1872年)2月、松山県は石鉄県と改称され、同6月、

宇和島県は神山県と改称されます。

明治5年(1872年).10月2日、石鉄県は県庁を松山から今治に移

転することを大蔵省に書類を提出し、17日に許可を得てます。理由

は地理的に今治が石鉄県の中心になること、旧今治藩庁なら建物が利

用できるため、費用が不要とのことでした。

明治6年(1873年)1月13日、石鉄県県庁は松山から今治に移転

され、同年1月17日に開庁し、同年2月20日に石鉄県と神山県が

合併し、愛媛県となりました。

明治6年(1873年)3月1日に再び今治から松山が県庁となり、

3月23日開庁しました。

わずか2ヵ月ほどですが、今治に愛媛県の県庁がありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

投稿者:重松 宗孝