社長便り

今治の工務店 建築資材高騰 勝利者なきインフレ

2022年1月23日

建築資材の高騰が止まりません。

ほぼ全ての建築資材が10%から20%高騰してます。

建築資材高騰のみならず、建築資材不足も大きな悩みです。

建築資材を発注してもメーカーの納期解答が出ない。

 

建築請負工事は、基本的に契約時の金額で決定されます。

住宅の場合、契約から完成まで最短で6カ月、通常1年ほど

かかります。その工期も資材不足で長くなる傾向となってます。

資材高騰、工期長期化の影響は工務店の利益率低下につながります。

 

先日の会議で取締役営業部長重松和希より発表がありました。

令和4年3月1日お見積り提出分より坪当たり3万円アップする。

お客様に丁寧な説明をよろしくお願いします。ただし、現在商談中

のお客様には、それぞれ事情もあるので臨機応変に対応して下さい。

とのことでした。

 

今回にインフレは、原材料などのコストの上昇による

「コストプッシュインフレ」

政府が目指してるのは、需要拡大などによる

「ディマンドプルインフレ」

 

コストプッシュインフレは、日本のお金が原材料供給国に資金

が流れ、日本にお金が残りません。

勝利者なきインフレです。

 

 

 

投稿者:重松 宗孝